ベトナムで生産されているコーヒーの約95%はロブスタ種で、世界最大のロブスタ種コーヒー生産国として有名ですが、アラビカ種は生産量全体の数%と少ないながらも生産されています。
今回のコーヒーは、ベトナムの中央高原の山岳地帯にあるラムドン省のダラットで水洗工場を営んでいるチンスイ氏からのコーヒーです。
チンスイ氏は1958年ベトナム中部クアンガイ省で生まれ、若くしてラムドン省に入り、1993年にコーヒービジネスを始めました。
当初、生産者から新鮮なコーヒーチェリーを仕入れ、地元の水洗工場に販売していました。
チェリーの買付エージェントとして8年間働いた後、2001年に水洗工場の建設を開始しました。
他社との激しい競争の中で、コーヒービジネスにおける浮き沈みを何度も経験しました。
数ある経験を経て、チンスイ氏のコーヒーの品質はラムドン省の他の同種のコーヒーと比べ非常に良いと評価されています。